ブルワーズに代表されるような、デブリ帯や暗礁区域で活動している武装組織(宇宙海賊)は、保有するMSを重装甲な機体に改修している。これはデブリ帯での活動の際に発生する、岩やデブリとの接触を想定したものである。
宇宙を航行する貨物船や輸送艦などはデブリ帯を進むことも考慮されているため、もともと装甲が厚く設計されている。一方のMSは輸送艦ほどには装甲が厚くなく、デブリ帯での戦闘は危険を極める。そこでブルワーズではガンダム・グシオンやマン・ロディのように極端に装甲を厚くすることで、接触による機体の損傷のリスクを軽減している。
しかしながら問題もあり、装甲を厚くすると当然機体が重くなるため機敏な動作ができなくなり、獲物に逃げられてしまうケースも考えられる。この対策としてマン・ロディは背中や下半身を改修し、強力なブースターを搭載することで機体の重さをカバーしている。一方、ガンダム・グシオンはガンダム・フレームであるため、フレーム自体の改修を行うことが難しく、ブースターの増設までとなっている。
鉄血メカニック話 第7回【長距離輸送ブースター クタン参型(第11話より)】
鉄血メカニック話 第6回【ガンダム・フレームの修復(第9話より)】
鉄血メカニック話 第5回【マクギリスとガエリオの調査に見えるMSの地上戦(第4話より)】
鉄血メカニック話 第4回【三日月の鼻血(第2話より)】
鉄血メカニック話 第3回【バルバトスのコックピットシート(第2話より)】
鉄血メカニック話 第2回【ビスケットのセリフに見えるエイハブ・リアクターの特性(第1話より)】
鉄血メカニック話 第1回【網膜投影(第1話より)】