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【映画クレヨンしんちゃんなんでも図鑑】第30回「ボーちゃん28号」[しんちゃん通信]

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1993年に上映が始まった『映画クレヨンしんちゃん』は、今年30周年! これまでDVDでのみ発売されてきた旧作映画19作品のブルーレイ化プロジェクトが2022年12月から約1年間をかけてスタートし、2023年12月で、最終月を迎えました。「映画クレヨンしんちゃんなんでも図鑑」第30回は、映画クレヨンしんちゃん 第18作『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶ オラの花嫁』(ブルーレイ好評発売中)から、「ボーちゃん28号」を紹介!
※紹介文には本編のネタバレを含みます。

【映画クレヨンしんちゃん 第18作】
映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶ オラの花嫁

ボーちゃん28号

未来の春日部であるネオトキオを舞台にした本作で、大きな話題になったのは未来の野原一家と大人になったカスカベ防衛隊が登場したことだろう。

マンガ家になることを夢見ていたマサオくんだが、大人の自分はマンガに悪態をついてばかりのコンビニバイトになっていてショックを受ける(一応マンガ家デビューはしていたが)。社長を夢見ていた風間くんは、金有電気のエリート社員に。幸せなセレブ婚を夢見ていたネネちゃんは、子どもがほとんどいない幼稚園で働いている(が子どもの世話をしない)未婚の保母さんになっていて愕然とする。

未来のしんのすけは、太陽の光を失ってディストピアとなったネオトキオで、太陽の光を取り戻そうと活動していたが、ネオトキオの支配者である金有増蔵に捕らえられてしまう。ひろしとみさえは、スラムと化した春日部にあるほとんど廃墟になったマイホームで暮らしている。年老いたひろしはハゲ頭に、みさえは肥満体になっていた。大人になったひまわりは国際警察官になっており、ひろしとみさえのピンチを救ってみせた。

カスカベ防衛隊の中で、夢をかなえていたのがボーちゃんだ。大人になったボーちゃんは長髪にメガネの発明家になっていた(かなりの長身でもある)。金有増蔵が操る巨大ロボット「家電ロボX」に対抗して、ボーちゃんが出動させたのが巨大ロボット「ボーちゃん28号」である。

ボーちゃん28号は家電ロボXの攻撃に苦戦するが、未来のしんのすけと5歳のしんのすけ、そして実娘のタミコを手にかけようとする増蔵にひろしが激怒。ボーちゃんから操縦を交代し、鼻水を鞭のように使って家電ロボXを一蹴すると、窮地のしんのすけたちを救ってみせた。ラストは未来のしんのすけと5歳のしんのすけが協力し、おバカパワーで太陽の光を取り戻すことに成功する。

それにしてもボーちゃんが発明したボーちゃん28号がなければ、何ひとつ解決しなかったストーリーであり、大人になったボーちゃんの偉大さを忘れてはいけないのである。

出典:DVDライナーノート



 

<発売情報>

Blu-ray
2023年12月22日発売
税込価格:¥5,280
品番:BCXA-1803

関連記事:『しんちゃん通信』 映画作品ちょこっとレビュー第4回 “SF編”

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