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堂島はいろいろな意味で私にとって印象深い役でした。最初は堂島が関西人だってことですごく気楽にしゃべってたんですよ。そしたら「そんなに関西弁は強くしないで、関西出身の人が東京に長く住んでるみたいなニュアンスでお願いします。」と言われまして…。わざと関西のイントネーションで標準語の言葉を話しているので、どうしても無理が出ちゃって、得意なはずの関西弁に苦しめられちゃいましたね。 また、堂島はところどころどうしてそんな行動を取るのかとか、堂島の裏の設定を監督は「後でのお楽しみ」みたいな感じで私たちにも教えてくれないものですから、どう演じたらいいのか迷ってしまった時があって、そういう時には音響監督さんに話を聞いたりしながらやっていきました。 それからロビンと堂島と烏丸という女性3人が、それぞれ性格が全然違っていて、やってて楽しかったですね。アフレコスタジオの中でも3人仲がよくて、本当に同じチームなんだって思えてとても楽しかったです。 ――この作品の魅力は何だと思いますか? この作品はウィッチという特殊な能力を持った人間という、非現実的なことを描いていながら、現実にありそうな体温を感じるドラマを描いているんです。実写の映画を見ているような感覚になる作品だと思います。しかもどこに"出口があるかわからない"みたいな雰囲気を持った話なので、私はすごく好きなタイプのストーリーです。最初から見るのは大変なような気がしますが、1話目から見始めるとぐんぐん引き込まれて見てしまうような作品なので、もしまだ見ていない方はDVDでぜひ見てください。 |
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