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[ 村瀬修功監督:コメント ] ▼表示する この企画がスタートしたのは1999年の6月位だったと記憶しています。当時関わっていた仕事の目処がつき始め、かねてからオファーを受けていたサンライズの企画担当の方とメールでやり取りを始めました(当時、私は日本にいなかったため)。ただ、この頃考えていたのはアンドロイド物で「ロビン」の原型とは言えないような物でした。 日本帰国後、サンライズの小林事業部長(当時)から「ジャンヌ・ダルク」のようなものはどうか、という提案をいただきました。ナウシカ的な「世界を変える少女」という簡単なヒントだけでしたが、少し引っかかるものを感じ「ジャンヌ・ダルク」について調べ始めました。しかしその姿は子供の頃に刷り込まれたイメージとはかけ離れたものでした。宗教裁判、異端審問、魔女、‥‥‥。この頃、片山一良監督の「アルジェントソーマ」のデザインをお手伝いすることになり企画の方は一時休眠状態に入りました。(本当は、同時進行の予定でしたが全く時間が取れなくなりました。) (※Witch Hunter ROBIN XII
(第12巻)の毎回封入特典より一部抜粋)
最終回のラスト。なぜ、STNJのメンバーがハントを続けるのか? ロビンがウィッチにとって特別な希望の種としての存在だったとしても、その芽が開くのは遥か先の話です。彼女一人の存在でソロモン組織が壊滅することはありません。人類にとっては未だにウィッチは管理すべき存在なのです。そして、その力を使うウィッチは、社会にとって危険な存在であり続けるのです。 そういう状況で人類とウィッチの関係を知っていたとしても、烏丸たちはハンターの仕事に戻るのではないかと考えました。それ以外に道はないのも確かですが、ロビンの存在がやがてもたらす未来を信じていれば、続けられるのではないでしょうか。 (※Witch Hunter ROBIN XIII (第13巻)の毎回封入特典より一部抜粋)
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