瀬名ロビン役 / 渡辺明乃さん 亜門役 / 竹若拓磨さん
烏丸美穂役 / 幸田夏穂さん 堂島百合香役 / 氷上恭子さん
榊 晴人役 / 福山 潤さん マイケル・リー役 / 結城比呂さん
スペシャルコンセプター / 野崎透さん キャラクターデザイン / 高橋久美子さん
村瀬修功監督:コメント 松村圭一プロデューサー(サンライズ)


キャラクターデザイン
高橋久美子さん

── まずは参加の経緯をお聞かせ下さい。
高橋:『犬夜叉』('00)の仕事をしていたとき、プロデューサーの方から「こんな話があるんだけど、どう?」とお話をいただいたんです。それ以前に『ロビン』と『犬夜叉』のプロデューサー同士でお話があり、そのときに私の名前を挙げていただいたようです。特にオーディションのようなものはなかったですね。

── 村瀬監督とは、以前にもお仕事を?
高橋:いえ、今回が初めてです。でも、お名前は存じてましたし、村瀬さんも私のことは知ってて下さってたようです。

── この仕事が決まったときの感想は?
高橋:ビビりました。「本当にいいのかな、私で」というか、実は密かに村瀬さんのファンだったんですよ(笑)。村瀬さんのお仕事って、すごくカッコイイじゃないですか。一時、マッドハウスで仕事をされてたんですけど、そのとき私もマッドハウスにいたんです。いつも「ああ、うまい人だなぁ」って見てました。その頃は、すれ違うときに挨拶する程度でしたね。

── デザインに入るにあたってのオーダーは?
高橋:最初は「リアルな魔女っ子もの」と言われ、その「魔女っ子もの」という部分に引っ張られてしまったんです。“リアル”と言っても『魔女っ子メグちゃん』('74)くらいかな……と、甘いことを考えてました。けど、蓋を開けたら全然違ってた(笑)。私自身のマンガっぽいイメージがなかなか抜けず、かなり試行錯誤してしまいました。『カードキャプターさくら』('98)に近い絵を求められてるのかなぁ……と、勝手にカン違いしてた部分があったんです。「なんで私にこの仕事が来たのか」とか「どういうことを求められてるのか」って考えるじゃないですか。でも違ってた(苦笑)。最初はマンガみたいな絵だったので、絵の練習を結構しました。やはり、アニメーターはどんな絵も描けないとマズいですからね。でも苦労しました(苦笑)。とにかく村瀬さんがすごく絵のうまい方なので、監督の要求をいかにこなすかが大変でした。

(※Witch Hunter ROBIN VIII (第8巻)の毎回封入特典より一部抜粋)

高橋久美子 『Witch Hunter ROBIN』 キャラクターデザイン
2月20日埼玉県出身。
当初は九月社に在籍。
『機動戦士ガンダムⅢ』('82)の動画デビューを経て、原画デビューは『巨神ゴーグ』('84 第2原画)。『ダーティペア』('85)からはレイアウトも担当。
主な代表作は『CITY HUNTER 2』('88:初作監)、『うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン』('91:初キャラクターデザイン)。

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